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概要

2015オートギャラリー

2015年の大ホ百イ科ールホイールサイズの見方流行をチェックSIZE!7×17Wheel Lecture >> Part 3ホイールアレコレ基礎知識A中心線CINSET48P.C.D114.3A B C DHOLE5DBサイズホイールのサイズは8×17のように数値で表される。この場合、ホイールを正面から見て奥行き=リム幅が8インチ、直径=リム径が1 7インチを意味する(共にフランジ部分を含まず)。リム幅の後に記されるJ、JJ、Bはフランジの断面形状インセットホイールのハブ取り付け面とリム幅中心線との距離(単位はmm)。同じリム幅でもインセット値が小さくなるほどホイールはフェンダー側に出てくる。ハブ取り付け面が中心線上ならゼロセット、中心線より内側なら数値のアウトセットP.C.Dピッチ・サークル・ダイヤメーターの略。ボルト穴の中心を結んで描かれる円の直径をミリ単位で表した数値でメーカーや車種によって異なっている。異なるP.C.Dに対応できるように2パターンのホールを設けたマルチピッチホイールもあるホールホイールをハブに取り付けるため、センター付近にはボルト穴が設けられている。強度を考慮して重量級車になるほどボルト穴は多い。またレーシングカーや一部の高級スポーツカーにはボルト1本のセンターボルト方式が採用されている車種やメーカーに応じて履けるサイズは違う単純にホイールを交換するだけなら、指定された純正サイズのホイールってことになる。しかし、カスタマイズにおいてホイールを交換する醍醐味は、リム径を大きくして視覚効果を高めたり、リム幅を広げてタイヤの接地面を稼ぐこと。各ホイールにはリム径、リム幅、インセットなど微妙に異なるサイズがラインアップされており、車種に見合ったベストなインチアップホイールがセレクトできるようになっている。もちろんメーカーやショップが推奨する定番サイズではなく、さらなるインチアップやツライチにセッティングすることも可能。またミリ単位のワンオフ・インセットに対応してくるホイールもある。どのあたりがベストサイズなのか、走行性能にどう影響してくるのか、セッティングノウハウの豊富なショップに相談すればいいだろう。代表的な車種のP.C.Dとホール数クルマのタイプP.C.D HOLE国産小型車1004国産乗用車114.35国産ハイエース他139.76国産クロカン車1505レクサス(LS)、BMW1205メルセデス・ベンツ(Gを除く)1125VW(ゴルフなど)1004&5VW(パサート&ゴルフ5~)1125上記の表のように国産と外車ではP.C.Dが異なっており流用はできない。しかし、どうしても履かせたいホイールがあればP.C.D変換スペーサーの出番。インセットも調整できるのでツライチセッティングが可能。ホイールの構造ホイールの構造は主に3タイプホイールの構造には3タイプがある。まず1ピースはモノコックと呼ばれる一体成型ホイール。剛性が確保でき、部品点数が少なく軽量化できることからスポーツタイプのホイールに採用されることが多い。ただ複雑なデザインに対応させることがちょっと難しい。そしてディスク部とリム部を別に製造するのが2ピース。リム部をさらにアウターとインナーに分割したのが3ピース。ディスクとリムが溶接またはピアスボルトによって組み付けられており、マルチピースとも呼ばれている。ディスクを変更するだけで違うホイールが製作でき、きめ細かいインセットに対応することが可能。またデザインやサイズの自由度がありドレスアップ系ホイールに採用されることが多い。ただ3ピースは製造工程が複雑になるためコストはやや割高になってしまう。1ピース2ピースノーマルリム&リバースリム深さで魅せるか、段付きリムをアピールするかリムにはタイヤを組むために必要なドロップウェルが設けられている。タイヤを正面から組むノーマルリムはドロップウェルがディスク側に寄っているが、裏側から組むリバースリムは奥側にあるのでディスク面を大きくすることが可能ノーマルリムドロップウェルディスクが小さい3ピースリバースリム金型を使ってディスクからリムまで一体成型で製作されているのが1ピース。ディスクとリムを別々に製作した後、ピアスボルトや溶接で組み付けるのが2ピース。3ピースはさらにリムがアウターとインナーに分かれているドロップウェルディスクが大きい鍛造と鋳造とは?剛性に優れた鍛造、自由度あるデザインが特長の鋳造JWL、VIAの意味は?安全性を保障した品質適合マークハイディスク、ローディスクとブレーキキャリパーブレーキとのクリアランスを確保するハイディスク剛性&強度アップを図るため交換したホイールで車検をパホイールの内側にはブレーキに、成形する際にプレス機で何スするにはJWLの刻印が必要。のローター&キャリパーがセット千トンという圧力をかけてアルミこれは乗用車用軽合金ホイールされているが、エンジンの高性の密度を高めるのが鍛造。スポに適用されている品質基準適合能化に伴いブレーキ系は大型ーツタイプや重量級ボディのハマークでハイエースなどの4ナン化している。そのブレーキとのクイクラスのクルマにベスト。一方、バー貨物はJWL-Tとなる。またリアランスを確保するためにデ溶かしたアルミを金型に流し込JWLとは別にVIAがある。これはィスク面をできるだけ外側に配んで成形するのが鋳造。幅広いデザインに対応できコストが抑え車検には関係ないが、第三者公的機関の自動車用軽合金製ホ置したのがハイディスク。ブレーキ系が小さいリア側はローディローディスクハイディスクられる。ただ強度を高めるには、各部の肉厚を増す必要があり、重量はどうしても重くなってしまう。イール試験協議会が検査に合格しているかを確認したもので品質性をさらに高めている。スクの出番。ディスク面を内側に配置することでディープ感を強めることができる。リア側のブレーキはフロントに比べてコンパクトに設計されているため、ローディスクはリアに採用される場合が多いドレスアップアイテムとしてミニバンなどにビッグキャリパーをセットしたなら、ハイディスクのホイールが必要