ホイール大百科2015
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 一昔前、ヘッドライトっていえばハロゲンバルブが主流。今日でも廉価グレードの多くがハロゲンバルブだが、HIDが上級グレードやオプションで採用されるようになってきた。ハロゲンバルブに比べ、光量が増して優れた耐久性を誇っている。そしてこのHIDに迫る勢いで勢力を伸ばしているのがLEDヘッドライトだ。HID同様の光量、耐久性を誇ると共に消費電力に優れ、瞬時に最大光量が得られるというメリットがある。新車にも採用されるようになり、明るいヘッドライトを望むのならHIDかLEDか悩むところ。 そしてハロゲンバルブのクルマであってもLEDに変換することが可能。LEDバルブとドライバーユニットが一体化しており、複雑な配線加工は必要なく変換はカプラーオンでOK。また熱を持って高温化するバルブ基盤には電動ファンがセットされているので、耐久性も問題ない。さらに純正LEDヘッドライトをさらに明るくするパワーアップキットも登場している。 このLEDの明るくてクリアな輝きはヘッドライトだけじゃない。フォグランプ、テールランプ、ウインカーランプなどもLED化できるアイテムが発売されている。またルームライトやパネル内のライトもバルブ交換で簡単にLED化できる箇所。 そしてカスタマイズシーンにおいてもLEDの出番は多い。ワンオフでカスタマイズしたヘッドライトやテールランプの内部には、いくつものLEDが組み込まれている。またLEDテープは自由度が効き、見えない箇所に忍ばせた怪しげなイルミネーションがオリジナリティを主張している。デザインを変更したアフターメーカーのテールランプにはLEDが多数組み込まれている。単発に光らせるのではなく、ファイバーボードの下にLEDを配置して面発光させたBMWチックなテールランプもあるバンパーに設置することでデイライトやフォグランプとして使用できるLEDバー。鮮やかな光がフロントフェイスを引き締めてくれるインテリアのルームランプやマップランプはバルブを交換するだけで簡単にLED化できる箇所。クリアで光量が増すため、インテリアの雰囲気が一変する。単体ではなく車種別にキットで販売されている場合が多いフェンダーダクト内やボトムにLEDテープをセットしてやれば、反射光によって幻想的なアクセントを浮かび上がらせることが可能LEDテープは好みの長さに調整できるアイテム。オリジナリティを活かしてイルミネーションのアクセントを効かせてやりたいLEDのアピールポイントは優れた耐久性と白くてクリアな光。光量が安定するまでやや時間がかかるHIDとは違い、瞬時に最大光量に到達する。ヘッドライト以外に他のライト類もLED化するアイテムが販売されているドレスアップの流行技旬を徹底検証カスタマイズの視認性を高め、存在感をアピールするクリアな輝きLED」面発光のテールランプが旬LEDを駆使してさらなる個性化をヘッドライト&フォグランプに白さをゲット内装系も白色でクリーンにしたい

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